もしものときは、電話窓口を活用しよう!

日本には、労働状況を改善させようと頑張って活動をしている人がたくさんいます。弁護士や社会保険労務士の中の一部の人たちは、労働状況の改善のために日々汗を流してくれています。仕事上で何か悩みがあれば、そうした人たちに積極的に相談をしてみるのも一つの方法です。

上記のような活動をしている団体では、フリーダイヤルで労働相談を受け付けてくれている場合が多いようなので、電話料金を気にすることなく胸の内を相談できます。しかも、ほとんどが無料にて相談を受け付けてくれている点も安心でしょう。長時間労働についての話も聞いてもらえますし、残業代の未払いがあったときの対応方法を教えてもらうことができます。その他にも、セクハラやパワハラ、最近ではモラハラについての悩みも聞いてもらうことができます。

また、あまりにも酷い労働を強制された際の悩みなら、民間の電話窓口ではなく公的機関に話を持ちかけてみてもいいかもしれません。労働基準監督署でも構いませんし、自治体には労働委員会や労働局というものがあるので、そこに電話をしてみても大丈夫です。専門的な知識を持った担当者が、適切にアドバイスをくれることでしょう。

ただし、業務に関する相談については、やはり職場内の仲間や上司が一番です。内容によっては相談しにくいこともあるかもしれませんが、一人で抱え込むのだけはやめましょう。一人で悩むとネガティブな考えばかりが浮かびますので、そうならないためにも事情をよく知る人に、話せる部分だけでも相談することが大切です。